外壁に付着するコケは、家の見た目を損なうだけでなく繁殖により家そのものの劣化を招きます。この記事では、外壁にコケが発生してしまう原因とその対策方法について解説します。
外壁にコケがつく原因
苔(コケ)は、胞子により繁殖します。
コケの胞子が風に飛ばされ、外壁に付着し、どんどん増えていきます。コケは湿度の高い環境を好むため、雨が多い時期や水はけの良くない立地条件、日陰、風通しの悪い場所で繁殖しやすいです。
外壁につくコケ対策方法
外壁に発生したコケの量が少ない倍は、自分でお掃除して取り除けば良いですが、大量にコケが発生していたり、屋根などの高い位置でコケの繁殖が見られた場合は、専門の業者に依頼してきれいにしてもらうのが良いでしょう。
業者によるコケ駆除は、足場を組んだり、業務用の高圧洗浄機で徹底的に清掃してくれるため、自分でコケ対策を行うよりも徹底した美観を保てます。
ただし、プロの外壁業者によるコケ掃除はお値段もそれなりにかかりますので、10年に1度の外壁塗装のタイミングなどであわせて工事依頼するというのも一つの手。
外壁塗装時に、コケの駆除とあわせて、コケが発生しにくい施工プランを組み込む手法も取れます。
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外壁に発生するコケを自分で「予防」するには?
外壁のコケを未然に防ぎたい、できるだけお金をかけずにコケ対策を行いたいときは、やはり日頃からの掃除、メンテナンスが重要です。
コケや汚れが溜まりやすい箇所は、月に1度くらいの頻度で拭き掃除をするのが望ましいでしょう。外壁を拭くときは、壁面を傷つけないように柔らかい布、かつ集めのお湯で行うのがポイント。
コケは熱湯に弱いため、45度以上のお湯で駆除できます(やけどにはご注意ください)
その他、家庭にあるものでコケを発生しにくくするには「お酢」が有効です。お酢をお水で20倍程度に薄めてから、コケが発生しそうな場所(風通しが悪い場所、湿度がこもりがちな場所など)に塗布しておくと、コケが発生しにくい環境を作れます。